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玄関の鍵かけはどれがいい?壁を傷つけずに付ける方法まで

玄関の鍵かけはどれがいい?壁を傷つけずに付ける方法まで
玄関のドアと鍵

玄関の鍵かけを選ぶとき、最初に見るべきは耐荷重ではなく取付方式です。家の鍵束は数十グラムしかないので、ダイソーの「天デコフック 壁紙用」のような耐荷重500gの製品でも足ります。それでも失敗が起きるのは、貼る面の材質と、外したときに壁へ何が残るかを確かめずに買っているからです。

もうひとつ、掛けるのではなく持ち歩く形の鍵かけもあります。4連か6連かという金具の数、そして鍵を重ねた高さが、入るか入らないかを決めます。本記事では、取付方式ごとの向き不向き・掛けるタイプと持ち歩くタイプの分け方・貼る前に測る箇所を解説します。

いいカギGET編集部

いいカギGET編集部

「いいカギGET」は、家の鍵まわりの困りごとを解決する情報を発信するメディアです。合鍵づくりと純正キーの取り寄せ、スマートロックの後付け、キーボックスの選び方に加えて、鍵をなくした・開かない・回らないといったトラブルの対処法まで扱います。メーカー公式や各チェーンの公表情報をもとに、手元の鍵に合った答えを編集部が調べてお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

鍵かけ選びで差が出るのは、取付方式と鍵束の実寸

鍵かけの商品ページを見比べると、書かれている数字はほとんど耐荷重です。ただ、玄関の鍵束はキーホルダーを付けても100グラムを超えることはめずらしく、耐荷重で落ちるケースはまず起きません。実際に差が出るのは、付ける面に対してその方式が使えるかどうかです。

粘着タイプは平らで乾いた面が前提なので、砂壁や土壁、凹凸の大きい壁紙には向きません。ピンタイプは石膏(せっこう)ボードの壁になら細い針が刺さりますが、コンクリート下地には刺さりません。マグネットタイプは、そもそも鉄がある面にしか付きません。玄関ドアの内側が鉄なら使えますが、木製や樹脂製のドアでは使えず、この時点で選択肢が消えます。

持ち歩くタイプのキーケースなら、判断材料は本数と厚みに変わります。ダイソーの「レザー調4連キーケース(ベーシック)」は本体7×11×2cmで金具は4連です。鍵が3本までなら余裕がありますが、ディンプルキーや樹脂カバー付きの鍵は頭が厚いため、4本入れると重ねた高さが2cmの厚みを超えて留め具が閉じないこともあります。

掛ける鍵かけの4タイプと、外したときに壁へ残るもの

粘着フック

ダイソーのフックは「粘着フック」「ネジ・ピンフック」「マグネットフック」「ドア・鴨居・長押フック」といった取付方式で分類されていて、鍵専用の分類はありません。粘着タイプのなかでも中身は分かれます。「強力接着剤フック 38mm×46mm」は耐荷重15kgと強力な反面、はがすことを想定した作りではありません。一方で「貼ってはがせるシートフック」や「壁紙用フック」は、壁紙を傷めにくい前提で作られています。鍵だけを掛けるなら、後者を選んだほうが引っ越しのときに困りません。

ピンフック

「穴跡が目立たないピンフック」や「透明で目立ちにくいピンフック」は、細い針を石膏ボードに刺して固定します。粘着と違って壁紙の表面に糊が残らず、貼り直しもできます。ただし壁に穴は開くので、賃貸なら契約内容を先に確認してください。画びょう程度の穴が原状回復の対象になるかは契約によって変わります。

マグネットフック

「ネオジム磁石フック」は12mm、16mm、25mmといったサイズ展開で、鉄部にぱちんと付きます。工具も粘着も不要で、位置を何度でも変えられるのが強みです。鉄の面がない玄関でも、「マグネットシート(補助プレート付)」を貼って磁着面を作る方法があります。貼る手間は増えますが、フック側は自由に動かせます。

かもいフック・ドアフック

「縦横はさめるかもいフック」や「かもいダブルフック」は、鴨居(かもい)や長押(なげし)の出っ張りにはさんで留めます。壁に穴も糊も残さないので、賃貸でいちばん気を使わずに済む方式です。代わりに、はさむ場所がある家でしか使えません。玄関に鴨居がなければ選べません。

タイプ別|どの鍵かけがどんな人に向くか

タイプ付ける条件外したあと壁に残るもの向いている人
粘着フック(貼ってはがせる表記あり)平らで乾いた面糊が残る場合がある玄関の好きな高さに決めたい人
粘着フック(強力接着タイプ)平らで乾いた面はがす前提の作りではない持ち家で位置を動かさない人
ピンフック石膏ボードの壁針の穴壁紙の表面を汚したくない人
マグネットフック鉄の面、または補助プレート何も残らない(プレート使用時は糊)置き場所を試しながら決めたい人
かもいフック鴨居・長押の出っ張り何も残らない賃貸で穴も糊も避けたい人
キーケース(4連・6連)家に置かず持ち歩きたい人

この表で自分の玄関に使える方式が2つ以上残ったら、次はデザインで絞って構いません。玄関になじむ素材や色の考え方はおしゃれなキーフックの選び方で解説しています。逆に1つも残らなかった場合は、掛けるのをやめて玄関の鍵置き場の作り方で扱っている、トレイや引き出しを定位置にする方法へ切り替えるほうが早いでしょう。

鍵かけで失敗しやすい買い方

いちばん多いのは、耐荷重の大きさで選んでしまうパターンです。15kgに耐える強力接着タイプを壁紙に貼ると、はがすときに壁紙ごと持っていかれることがあります。鍵束の重さに対しては明らかに過剰なので、鍵だけを掛ける目的なら耐荷重500g前後の壁紙用で十分です。

次に多いのが、ドアの材質を確かめずにマグネットフックを買うことです。玄関ドアが木製や樹脂製だと磁石は付きません。補助プレートで対応できますが、それなら最初からプレートも一緒に買っておいたほうが二度手間になりません。磁石の付き方についてはマグネット式キーフックの取り付け場所で解説しています。

キーケース側の失敗は、連数だけを見て厚みを見ないことです。ダイソーの「スマートキーケース」は8.5×12.5×2cmとやや大きめですが、スマートキーはフックに通せないため、収納部の内寸そのものが可否を決めます。窓付きのモデルなら入れたままボタンを押せる作りですが、窓とボタンの位置が合うかは製品ごとに違うので、手持ちのキーで確かめてから決めてください。

手持ちの鍵と付ける場所に合うかの確かめ方

掛けるタイプを買うなら、確かめるのは付ける面の材質だけです。壁を指の腹で軽く押して少し沈む感触があれば石膏ボードで、ピンフックが使えます。硬くて沈まないならコンクリートや合板の可能性が高く、その場合はピンをあきらめて粘着かマグネットに回してください。押しピンを1本、目立たない場所に刺してみるのが手っ取り早い確認方法です。穴を開けたくない賃貸での進め方は壁掛けキーフックの付け方で解説しています。

キーケースを買うなら、定規を1本用意してください。測るのは鍵の本数ではなく、鍵をすべて重ねたときの高さです。この高さが商品の厚み表記より小さければ留め具が閉じます。4連キーケースの厚みは2cmなので、ディンプルキー2本と一般的な鍵2本を重ねて2cmに収まるかを見ます。収まらなければ6連ではなく、より厚みのあるタイプを探すことになります。入る本数と厚みの関係は家の鍵用キーケースの選び方で解説しています。

鍵かけを長く使うために知っておくこと

キーケースでもっとも多い壊れ方は、連結金具の摩耗です。土台の溝が鍵の重さで少しずつ広がり、フックの押さえが効かなくなって鍵が落ちます。前触れは、鍵を掛けたときの手ごたえが軽くなることです。この感触に気づいたら、鍵が抜け落ちる前に対処してください。ミスターミニットではキーケースの金具交換修理を扱っていて、公式には「鍵を引掛ける部分も含めた金具を全て交換する形になります」と案内されています。形状によっては対応できない場合があるため、店舗でケースを見せて可否と見積もりを確認する流れになります。

粘着タイプの鍵かけは、貼った直後より数日後のほうが接着が安定します。貼ってすぐ鍵を掛けず、説明書きにある放置時間を守ったほうが持ちます。湿気や温度差の大きい玄関では糊が少しずつ弱るので、傾いてきたら貼り替える消耗品として考えてください。塩化ビニル樹脂のキーケースには、水で濡らしたり摩擦を加えたりしないよう注意書きが付いています。雨の日にポケットへ入れて持ち歩く使い方だと、表面が早く傷みます。

よくある質問

100均の鍵かけでも大丈夫ですか

鍵束の重さは数十グラムなので、耐荷重の面では100円ショップの汎用フックでも足ります。注意するのは方式の選び方です。ダイソーのフックは取付方式で分類されていて、鍵専用の商品はありません。壁紙用と明記されたものを選ぶと、はがすときの負担が小さく済みます。品揃えの違いは100均のキーフック比較で解説しています。

賃貸の壁に鍵かけを付けても平気ですか

ピンでも小さな穴は開くため、契約内容を先に確認してください。原状回復の範囲は契約ごとに違い、画びょう程度の穴が対象になる場合もあります。穴を避けたいなら、鴨居や長押にはさむかもいフックか、マグネットフックが候補になります。

スマートキーは鍵かけに掛けられますか

スマートキーは金具のフックに通せないので、キーケースなら収納部に入れる形になります。壁のフックに掛けるなら、キーリングやカラビナを介して吊る方法が現実的です。ダイソーには「ネジ式ロック付アルミカラビナ」のようにロック付きの製品もあり、通した後に口が開かないようにできます。

鍵かけの高さはどのくらいがいいですか

帰宅して上着を脱ぐ前に手が届く高さ、つまり肩から胸の間に付けると、掛け忘れが減ります。低い位置だとかがむ動作が入り、その一手間で床やテーブルに置いてしまいます。家族で共有するなら、いちばん背の低い人に合わせてください。定位置の作り方は鍵の収納の仕組みづくりで解説しています。

まとめ

鍵かけを選ぶときは、耐荷重より先に、付ける面の材質と外したあと壁に何が残るかを見てください。石膏ボードならピン、鉄部があるならマグネット、鴨居があるならかもいフックと、条件から使える方式が決まります。持ち歩くキーケースなら、連数の前に鍵を重ねた高さを測るだけで、留め具が閉じるかどうかが分かります。

迷ったときは、使える方式が複数残るかどうかで考え方が変わります。ぜひ本記事のタイプ別比較表と確かめ方の手順を参考に、自宅の玄関で使える方式を絞り込んでみてください。フック単体での選び分けは玄関のキーフックの選び方で解説しています。

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