マグネット式キーフックは落ちない?玄関の鍵を貼る場所

ダイソーのマグネットフックの棚には、ネオジム磁石フックが12mm・16mm・25mmと径違いで並びます。ただし、どの径を選んでも玄関ドアがアルミ製なら1つも付きません。マグネットのキーフックで最初に決まるのは、磁石の強さではなく、貼りたい面が鉄かどうかのほうです。
面さえ確保できれば、あとは掛け外しのしやすさだけで選べます。鍵束は数十グラムしかないため、耐荷重の数字はほとんど差になりません。本記事では、磁石が付く面の見分け方・マグネットフックのタイプ別の違い・耐荷重で選ぶと外す理由・磁石が使えない場所での代わりの付け方を解説します。

いいカギGET編集部
「いいカギGET」は、家の鍵まわりの困りごとを解決する情報を発信するメディアです。合鍵づくりと純正キーの取り寄せ、スマートロックの後付け、キーボックスの選び方に加えて、鍵をなくした・開かない・回らないといったトラブルの対処法まで扱います。メーカー公式や各チェーンの公表情報をもとに、手元の鍵に合った答えを編集部が調べてお伝えします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
マグネットのキーフック選びは、付ける面が鉄かどうかから始まります
冷蔵庫に付いている磁石を1つ外して、玄関ドアの内側に当ててみてください。ぴたりと止まる面なら、マグネットフックは使えます。すべり落ちるなら、その面ではどの商品を買っても結果は変わりません。
鋼板でできたドアなら、まず磁石が付きます。一方、アルミ製のドアや樹脂・木製のドアには付きません。ステンレスも種類によって磁石が付かないものがあるので、見た目が金属だからという理由で判断しないでください。ドアそのものが使えなくても、玄関まわりには候補が残ります。スチール製の下駄箱や物入れの扉、分電盤の扉、玄関収納の金属フレームなどです。扉に付ける場合は、開け閉めのたびに鍵が揺れて音が出る点まで含めて場所を決めると失敗しません。
鉄の面がまったく見つからない家では、マグネット以外の方式を検討したほうが早いでしょう。取付方式ごとの向き不向きは玄関のキーフックの選び方で解説しています。
マグネットフックのタイプは、磁石の径と形、連数で分かれます
ダイソーのフックは商品も分類も取付方式で切られていて、「キーフック」という分類はありません。鍵専用品を探すのではなく、汎用のマグネットフックから鍵に合う形を選ぶ形になります。
丸型のネオジム磁石フック
いちばん数が多いのが、円形の磁石にフックが1本付いたタイプです。ネオジム磁石フックには12mm・16mm・25mmという径違いがあり、S・M・Lで分けられたシリーズも並びます。径が大きいほど接触面が広くなるぶん、フックの出っぱりも大きくなります。玄関ドアの内側は人が通る場所なので、鍵1〜2本なら小径、鍵束をまとめて掛けるなら20mm前後という決め方が現実的です。ドアの塗装に金属を当てたくない場合は、傷つかない強力ネオジム磁石フック20mmのように、傷への配慮が商品名に書かれたものを選んでください。
フックの形で変わる掛け外し
同じマグネットでも、ネオジム磁石S型フック16mmのようにフック部がS字になったものは開口が広く、キーリングを引っ掛ける動作が雑でも入ります。フック部が動くスイング式は、縦15mm×横10mmと縦30mm×横30mmのサイズ違いが用意されています。本体がシリコンでできたシリコンマグネットフックもあり、こちらは金属同士がぶつかる音を避けたい場所に向きます。家族4人分の鍵を1か所へ集めたいなら、フックが横に並んだマグネット5連フックが候補になります。
磁着面そのものを作る補助プレート
マグネットシートには補助プレート付きのものがあり、磁石が付かない面に貼って磁着面をつくれます。角2セットと丸3セットの展開です。ただし、プレートを固定するのは粘着面なので、剥がすときの壁紙への影響という粘着フックと同じ問題を引き受けることになります。マグネットの利点を残したまま貼れる場所を増やす手段だと考えてください。
タイプ別に向いている人を比べる
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 丸型・小径(12〜16mm) | 出っぱりが小さく目立たない | 鍵1〜2本を人の動線に掛けたい人 |
| 丸型・大径(20〜25mm) | 接触面が広く、フックも太め | キーホルダー込みで重い鍵束を掛ける人 |
| S型フック | 開口が広くリングを入れやすい | 片手で掛け外ししたい人 |
| スイング式 | フック部が動く。サイズ2種 | ドアの開閉でぶつかる位置を避けたい人 |
| 5連フック | フックが横に並ぶ | 家族分の鍵を1か所にまとめたい人 |
| シリコン製 | 本体がシリコン。黒の展開 | 金属音や当たりを避けたい人 |
| 補助プレート付マグネットシート | 貼って磁着面をつくる | 玄関に鉄の面がない人 |
色や質感を優先したい場合、マグネットタイプは選択肢が限られます。玄関の雰囲気に合わせたいなら玄関になじむキーフックの素材と色の比べ方で解説している方向から入ったほうが、納得のいくものに届きます。
耐荷重の数字でマグネットフックを選ぶと外します
鍵は軽いものです。家の鍵が3本にキーホルダーが1つ付いた程度なら数十グラムで、粘着フックでいえば天デコフックの耐荷重500gでも余裕があります。強力接着剤フックの15kgのような数字は、鍵の置き場づくりには意味を持ちません。数字の大きさで選ぶと、必要以上に大きくて出っぱるフックを玄関ドアに貼ることになります。
実際に差が出るのは、掛け外しのときの動きのほうです。磁石は面から垂直に引き離す力には強い一方、面に沿って下へずらす力には弱く、勢いよく鍵を引っ掛けるとフックごと数ミリ下がることがあります。毎日同じ動作を繰り返す場所では、この小さなずれが積み重なります。掛ける動作が下向きに強くなりがちな人は、径の大きいものを選ぶか、S型のように引っ掛けるだけで済む形にしてください。
もう一点、車のスマートキーはフックに通せません。キーリングやカラビナを介して掛けるか、キーケースごと掛けられる形にするかを先に決めておく必要があります。
マグネットが使えない場所での付け方
玄関に鉄の面がない、ドアに付けると開閉のたびに音が出る、掛けたい本数が5本を超える。こうした条件では、マグネット以外の方式のほうが素直に収まります。
穴を開けたくないなら、貼ってはがせると明記された粘着フックか、かもい・長押(なげし)に挟むタイプが候補です。かもいフックやなげしダブルフックは、壁ではなく建具の縁に挟んで固定するので、外したときに壁へ何も残りません。挟める縁があるかどうかが条件になります。粘着で貼る場合の下地の見方と剥がし方は穴を開けずに壁へキーフックを付ける方法で解説しています。
ピンフックやネジで留めれば位置は動きませんが、賃貸では原状回復の範囲が契約によって変わります。画びょう程度の穴なら問題ないと自己判断せず、契約内容を確認してから決めてください。
買う前に確かめる、鍵束の高さと掛ける動作
確かめることは3つあります。磁石が付く面か、フックの開口にキーリングが通るか、その高さで片手で掛けられるかです。
面については、手持ちの磁石を当てるのがいちばん早い方法です。フックの開口は、太いキーリングやカラビナを使っている人ほど引っかかります。ダイソーのカラビナは4cmや50mm、ネジ式で7.5cmといったサイズがあり、太いものほど細いフックには乗りにくくなります。手持ちのリングの太さを見てから形を決めてください。
掛ける動作は、実際にその高さへ手を伸ばして試すのが確実です。荷物を持ったまま帰宅する人は、目線より上や、腰より下の位置だと結局テーブルに置くようになります。まずは安い汎用フックで位置を試し、定位置が決まってから本命を買うという順序もあります。100均で試す場合の品揃えの違いは100均のキーフックの比較で解説しています。
よくある質問
マグネットのキーフックは玄関ドアなら必ず付きますか
付かないドアがあります。アルミ製や樹脂・木製のドアには磁石が反応せず、ステンレスも種類によって付きません。買う前に手持ちの磁石を当てて確かめてください。
賃貸でもマグネットフックは使えますか
磁石そのものは穴を開けないため、鉄の面に付ける分には原状回復の心配が小さい方式です。ただし磁石が付かない面へ補助プレートを貼る場合は粘着になるので、貼ってはがせる表示のある商品を選び、剥がすときの扱いも確認しておいてください。
耐荷重はどのくらいの数字を目安にすればいいですか
鍵束は数十グラムなので、耐荷重500gと書かれた商品でも足ります。数字より、掛けたときにずれないかと、外すときに面へ何も残らないかを基準にしたほうが選びやすくなります。
ダイソーに「キーフック」という商品はありますか
その名前の商品も分類もありません。ダイソーのフックはS字・ドアかもい・ネジピン・マグネット・吸盤・粘着という取付方式で分類されているので、鍵に合うサイズの汎用フックを選ぶ形になります。家の中での鍵の置き場づくり全体は鍵の収納の仕組みのつくり方で解説しています。
まとめ
マグネットのキーフックは、磁石が付く面を確保できた時点で半分決まります。面が取れたあとに見るのは磁石の強さではなく、フックの形と径、そして毎日の掛け外しで手が止まらないかどうかです。鉄の面がない家では、粘着やかもい掛けへ切り替えたほうが無理がありません。
ぜひ本記事のタイプ別の比較表を参考に、まずは手持ちの磁石を玄関ドアへ当てるところから始めてください。




