キーラックとキーフックの違いは?鍵は何本かけられるのか

ダイソーの売り場では、鍵をまとめて掛ける台座付きの製品が「壁掛けフック(3連/5連/7連)」「マグネット5連フック」「ドアフック(5段)」のように、フックの本数を名前に入れて並んでいます。この数字が連数で、掛けられる鍵束の数の上限を示す表記です。
同じ棚には耐荷重15kg、耐荷重500gという表示も並びますが、鍵を掛けるだけならどちらでも足ります。鍵束は重くても数十グラムだからです。選び分けを左右するのは連数と取付方式、そして外したときに壁へ残るもののほうです。
本記事では、連数と耐荷重の読み分け・壁の材質から取付方式を決める手順・同じ5連でもフックの間隔が違う理由を解説します。

いいカギGET編集部
「いいカギGET」は、家の鍵まわりの困りごとを解決する情報を発信するメディアです。合鍵づくりと純正キーの取り寄せ、スマートロックの後付け、キーボックスの選び方に加えて、鍵をなくした・開かない・回らないといったトラブルの対処法まで扱います。メーカー公式や各チェーンの公表情報をもとに、手元の鍵に合った答えを編集部が調べてお伝えします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
キーラックはフックが並んだ台座ごと壁に付ける製品です
1本ずつ鍵を掛ける金具がキーフックで、複数のフックが台座に並んで一体になったものがキーラックです。壁に触れるのが台座の面なので、掛ける場所を1か所決めれば家族分の鍵がそこに集まります。逆に、掛ける本数が1つで足りるなら台座は要りません。1本掛けの金具から選ぶ場合の見方は玄関のキーフックの選び方で解説しています。
ややこしいのは、100円ショップの売り場に「キーラック」という分類も商品名も無いことです。ダイソーの場合、フックはS字フック、ドア・鴨居(かもい)・長押フック、ネジ・ピンフック、マグネットフック、吸盤フック、粘着フックという取付方式で切り分けられています。鍵専用の棚を探すのではなく、汎用フックの中から多連のものを選ぶ形になります。
「連」はキーケースの連数と別のものを数えている
同じ「連」という字が、壁側の製品とキーケースの両方で使われます。ダイソーのレザー調4連キーケース(本体7×11×2cm)の4連は、内側の金具に付いたフックの本数で、鍵1本につき1つ使います。壁側の5連は掛ける場所の数なので、鍵束を丸ごと1つ掛けて1連ぶんです。数字の桁が近いだけに、そのまま比べると足りない側を選んでしまいます。
キーラックの表示で読むのは連数・寸法・耐荷重・磁石の直径
パッケージや通販ページに並ぶ数字は、単位を見れば何の話か判別できます。単位が混在していること自体が読み違いの原因になるので、まず次の4つに振り分けてください。
| 表記 | 単位・書き方 | 何を示すか | 確認する場面 |
|---|---|---|---|
| 連数・段数 | 3連/5連/6連/5段 | フックの本数 | 掛けたい鍵束がいくつあるか |
| 台座の寸法 | 38mm×46mm、6.5cmなど | 壁に接する面の大きさ | 貼る場所・はさむ場所に収まるか |
| 耐荷重 | 500g、15kgなど | 支えられる重さの上限 | 鍵以外も掛けるかどうか |
| 磁石の直径 | 12mm/16mm/25mmなど | ネオジム磁石の径 | マグネット式で吸着力を比べるとき |
耐荷重の幅は、ダイソーの粘着フックだけを見ても強力接着剤フック(38mm×46mm)の15kgから、天デコフック壁紙用の500gまで開いています。それでも鍵の可否は分かれません。ネオジム磁石フックの12mm・16mm・25mmという表記は磁石の直径で、こちらは数字が大きいほど吸着面が広く、外れにくくなります。耐荷重と磁石径を同じ「強さの指標」として並べないでください。
掛ける鍵の数と壁の材質でキーラックが決まる
連数は鍵束の数に1つ足して選ぶ
数えるのは鍵の本数ではなく、キーホルダーでまとまった束の数です。3人分の鍵束があるなら3連が下限で、実際には4連か5連を選ぶと余裕が出ます。理由は2つあります。宅配ボックスや自転車の鍵が後から増えること、そして隣の束と触れないぶん片手で外せることです。
貼る面が決まらないと取付方式は決まらない
連数が決まっても、付けたい面によって選べる方式が変わります。石膏ボードの壁なら細いピンで留めるタイプ、柱や下地のある位置ならネジ、玄関のスチールドアや金属製の下駄箱ならマグネットです。かもいや長押があるならはさむタイプが使えて、壁には何も残りません。磁石が付かない面には、ダイソーのマグネットシート(補助プレート付)のように磁着面を作る部材もあります。マグネット式の付き方はマグネット式キーフックが落ちない条件で解説しています。穴を開けたくない場合の順序は壁掛けキーフックを穴なしで付ける方法が参考になります。
同じ「5連」でもフックの間隔と奥行きは製品ごとに違います
連数はフックの本数だけを示す表記で、フックの間隔や爪の奥行き、台座の幅に共通の規格はありません。台座が短い5連は、鍵束を掛けると隣どうしが重なります。耐荷重も、フック1つあたりの値なのか製品全体の値なのか、書かれていない商品があります。
そこで、表示が足りないぶんは寸法から見積もってください。台座の全長を連数で割れば、フック1つに使える幅のおおよその見当が付きます。手元の鍵束を平らに置いて、キーホルダーやリールを含めた幅を測り、その値より割り算の結果が小さければ重なる前提になります。判断が付かないときは、掛ける束の数より1つ多い連数を選んで、1つ飛ばしに掛けるほうが確実です。
表記を読み違えると、鍵が落ちるか壁紙がはがれます
間隔が足りない場合に起きるのは、奥の鍵束を取るときに手前の束を持ち上げることです。爪の奥行きが浅い製品では、掛けたつもりが乗っただけの状態になり、ドアの開閉の振動で落ちます。フックの向きが上を向いているかどうかも、台紙の写真を横から見て確かめてください。
取付方式のほうは、失敗が壁に残ります。粘着は貼る面の凹凸やホコリ、湿気で保持力が落ちますし、「貼ってはがせる」と明記されていない商品を無理にはがすと、壁紙の表面を持っていくことがあります。平らで乾いた面に貼ることが前提です。ピンやネジは小さな穴が残るので、賃貸では契約内容を確認してから決めてください。マグネットは、塗装面のこすれが気になるなら「傷つかない」と書かれたタイプを選ぶ判断もあります。掛ける場所そのものを決めかねている場合は、玄関の鍵置き場の決め方で動線から考える方法を解説しています。
キーラックの寸法はパッケージの裏と通販の仕様欄に書いてあります
ダイソーのネットストアでは、商品ごとにJANコード・サイズ・材質が載ります。たとえばレザー調4連キーケース(ベーシック)はJAN4550480686356、材質は塩化ビニル樹脂、サイズは本体7×11×2cmと全長14.5cmという書き方です。多連フックの場合はサイズが商品名に入っていることが多く、「壁紙用フック 4個 31mm×38mm」のように台座の寸法まで読めます。
一方、フックの間隔や爪の奥行き、粘着の再はがしの可否は、商品ページに書かれていない場合があります。この2つは店頭で台紙の裏面と注記を見るのが確実です。セリアは公式サイトに商品名から探せる検索も通販も無く、特集ページで紹介される範囲しか公開されていないため、取扱の確認は店頭が前提になります。いずれの店でも、取扱いは店舗や時期によって変わります。
よくある質問
100円ショップに「キーラック」という名前の商品はありますか
ダイソーのネットストアでは、フックが取付方式ごとに分類されていて、「キーラック」「キーフック」という分類名も商品名も見当たりません。多連のものを探すなら、壁掛けフックやスチールドアフック、マグネット5連フックのように、連数が名前に入った汎用フックを見てください。セリアは公式で品揃えを確認できないため、店頭で探すことになります。
耐荷重はどれくらいあれば鍵を掛けられますか
鍵束は重くても数十グラムなので、耐荷重500gの製品でも余裕があります。数字を上げる意味が出るのは、同じフックに折りたたみ傘やエコバッグも掛けるときです。鍵だけなら、耐荷重より取付方式とフックの形を先に見てください。
賃貸でキーラックを付けても問題ありませんか
ピンやネジは穴が残るので、契約内容を必ず確認してください。穴を避けたい場合は、かもいや長押にはさむタイプ、玄関ドアの金属面に付けるマグネット、貼ってはがせると明記された粘着タイプが候補になります。壁を使わずに済ませる手として、持ち歩く側をまとめる方法もあり、入る本数と厚みの見方は家の鍵用キーケースの選び方で解説しています。
まとめ
キーラックの表示で意味が確定しているのは連数と寸法で、耐荷重は鍵の可否をほとんど分けません。掛けたい鍵束の数に1つ足した連数を下限にして、付けたい面の材質から取付方式を絞れば、候補は数点に収まります。フックの間隔や爪の奥行きは表記が無いことが多いので、台座の全長を連数で割った値と、実際の鍵束の幅を比べてください。
ぜひ本記事の4項目の表と連数の決め方を参考に、玄関のどの面に何連を付けるかまで決めてから売り場へ向かってください。




